私の息子、身体は柔らかいのですが何か違和感が。。。開脚ストレッチをしても何かがおかしい。
そう。背中が曲がりやすい、いわゆる「猫背」なんです。小学生の時から分かっていたのですが「他は柔らかいんだし、ま、いいか」と見逃しておりました。
大きな間違いでした。。。
本日のトピックス
●良い姿勢とは「骨盤」が立っている(起きた)状態。体を連動させるために大きな役割を持つ「骨盤」が立っていると動きが良くなる!
●姿勢が悪いと学力にも悪影響が、、、! 「骨盤」を立てて姿勢を良くして、成績もアップさせましょう!
骨盤を立てること
中学3年生になる息子。高校進学に備え勉学と、野球の練習に一層気持ちが入ってきました。
ずっと野手として過ごしてきた小、中学野球でしたが。
「やっぱり投手になりたい。投手として高校野球に進みたい」
と打ち明けてきた息子と、親子二人三脚で本格的なピッチングフォーム作りが始まりました。
そこで選択したのが「アンダースロー」。成長期の中学生には向かない、やめたほうが良いとされるフォームではありますが、体も元々柔らかく、走り込んで鍛えた下半身もあるのでなんとかできるだろうと、挑戦が始まりました。
ある程度、アンダースローの形が出来上がった頃。
悪くないんだけど、何かが惜しい。でもなんだろう?
違和感の正体をつかむべく、書籍や動画などを見漁っておりました。その中で最近見つけた、元・千葉ロッテマリーンズ渡辺俊介投手と、元東京ヤクルトスワローズ山中浩史投手との対談の中で触れられておりました。体の柔軟性と「骨盤」について。
「骨盤が最後入りきったら、もうひと伸びしたんだよね。ボールがね。」
動画開始1:00あたりで、渡辺俊介さんが山中さんの開脚を見て話されたことです。また股関節のトレーニングの重要性についてもこの動画の中で話されておりました。
早速、骨盤を立てるべく有効なストレッチ、股関節のトレーニングを重点的に行うようになりました。結果、
アンダースロー特有の、低いところからボールをリリースする動きがスムーズになり、普段の姿勢もよくなりました。
姿勢が良いと走力も上がる?
骨盤を立てる意識でピッチングフォームに取り組んだ結果、なんと走力も上がりました。トレーニングで走っている施設、1周30秒かかっていた所、1週26秒に。骨盤を立てるためのストレッチ、股関節のトレーニングで1ヶ月もしないうちに4秒も縮めることに。息子も走るときの感覚が
「地面を蹴りやすくなった」
と話しておりました。
実際に観て行った動画を紹介しておきます。
骨盤立てのストレッチ動画はたくさんあります。ご自身にあったものを是非見つけてみてくださいね。
次の動画は息子も
「キツイ!しんどい!」
と言いながらも毎日楽しそうに行っております。ですが、無理のないように。。。
確かに、地獄のような7分でした。(汗)無理のないように。骨盤を立てて姿勢が良くなると体の連動性も高まり、自分の理想とする動きが見えてくることかと思います。
姿勢が良くなると学力にも影響が?
小学校の先生に言われたことがあります。
成績を上げたいなら背筋を伸ばして勉強しなさいね。給食を食べる時も姿勢を正して。
という言葉が蘇ってきました。調べてみると、
悪い姿勢より良い姿勢で臨んだほうが正解率、解答率が上がったデータもあるとのこと。
ちゃんと根拠があるのですね。私たちの時代から先生は、子ども達に姿勢を正す大事さを教えてくれていました。
では、なぜ悪い姿勢では勉学に悪影響なのでしょうか。
悪い姿勢とは、
悪い姿勢=背骨が曲がった状態
を指しています。
背骨が曲がっていると肺が圧迫されて、必要酸素が十分に体へ取り込めない状態にあります。
そうなると、脳の働きも悪くなり集中力も持続できずやる気も起こらない、そんな悪影響に繋がるのです。
よって、
姿勢を正す=骨盤を立てる
ことがスポーツにおいても、勉強においても重要だということが分かりました。
ジュニアアスリートの皆さん、骨盤を立てる意識でスポーツも勉強も、どんどん成績を上げていきましょう!
野球の指導者で、
野球は下半身が大事
という話をよく聞きます。
これ、きっと下半身が大事=股関節(骨盤と大腿骨を繋ぐ最も大きな関節)が大事ってことなんでしょうね。。。ようやく気付きました。
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