春の選抜高校野球大会も本日は準々決勝。素晴らしい試合ばかりでたくさん感動をもらいました。
この春のセンバツには出場しておりませんが、大阪府の強豪校である履正社高校野球部も取り入れている、と人から聞いたことが知るきっかけでした。
今回はスポーツ遺伝子についてです。
本日のトピックス
・運動能力について関わる遺伝子は3つあり、検査を受けて調べることで適したスポーツ、適したトレーニング方法が見つかる
ACTN3遺伝子
α-アクチニン3が最も多く存在している型。瞬発力を要する競技に適している。陸上短距離走や水泳短距離、相撲、柔道、空手などの種目が向いているとされています。
ウチの子は、、、検査していませんがこの型じゃないだろうなぁ。私も柔道をしていましたが練習しても伸びる感じはしませんでした。おそらく、速筋型ではないのでしょうね。是非、検査をしてみたい。
α-アクチニン3の量は標準的。瞬発力、持久力のどちらにも適している。向いている種目は野球、サッカー、バスケットなどの球技種目、陸上や水泳の中距離が向いているとされています。
α-アクチニン3が存在していない。持久力を要する競技に適している。マラソン、トライアスロン、競歩などに向いているとされています。
ACE遺伝子
この遺伝子活性の低い人は、血管拡張能が高く筋肉への栄養、酸素供給に優れており運動による疲労を感じにくいタイプ「血管拡張型(I/I型)」で持久力系統の運動に適しています。
逆に血管収縮能が高く、筋肉へ栄養や酸素を瞬間的に送り出すことが得意な「血管収縮型(D/D型)」は瞬発力を要する運動に適しています。
血管拡張と収縮、このバランスが保たれる「血管拡張/収縮バランス型」は持久力系統のトレーニングに、適度に適しています。
PPARGC1A遺伝子
この遺伝子活性が高ければ、エネルギー生産量も高いので持久力系の運動は楽に行えるとのこと。活性が低くてもトレーニングによってミトコンドリアを増やすこともできるようです。
これからプロアスリートを目指すジュニアアスリートも、自分のタイプを知ることでその競技がさらに好きになれるように、自分にあったトレーニングや食事を考える、そんなキッカケとなれば良いですね。何かをこれから目指そう!という子ども達は、自分に向いている競技を知ることで「好き、楽しい」に繋がったら素敵ですね。
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