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忙しすぎる今の子どもたち。ジュニアアスリートの健康管理で注意したいこと

皆さんは、こんにちは!

今の子どもたちって、スポーツだけでなく、たくさんの習い事に通って、毎日かなり忙しくしていますよね。

わが家でも、小学5年生だった長男が公文やサッカーの練習で忙しくしていた時期に、熱中症(脱水症状)を起こしたことがあります。

同じようなことが、ジュニアアスリートにも起こる可能性があると思いますので、ぜひ読んでみてください。

本日のトピックス
・疲れすぎて起こるケトン体が増える症状
・親ができるのは子どもの状態に気付くこと

目次

5年生の息子のスケジュール

ジュニアアスリートの成長パターン01

5年生だった頃、地元のサッカー少年団に所属していた息子は、土日に練習や試合があり、それ以外は木曜の夜にナイター練習に参加していました。月曜と木曜は公文に通っていましたが、特別忙しいスケジュールではないと当時は思っていました。

それも、親の勝手な思い込みだったのかもしれません。振り返れば、何をするにも時間がかかるタイプでしたし、このスケジュールに学校の宿題が加わるだけで、もういっぱいいっぱいだったのだと思います。

●木曜日
17:00~18:00 公文
19:00~21:00 少年サッカーのナイター練習
●金曜日 3~4時間目プール学習

その日は、こんなスケジュール。

ナイター練習から帰って夕飯を食べて、お風呂に入って就寝したときまでは、いつもと変わらないかんじでした。

金曜日の朝は、いわれてみたらちょっと疲れているような気もしましたが、普通に朝ごはんを食べて出かけて行ったんですね。

でも、給食を食べて体調が悪くて保健室で寝ていると連絡があり、学校へ迎えにいきました。

息子の学校での状況

3~4時間目はプールに入って、給食も食べた後、頭が痛くなって保健室へ。
熱はないけれど、顔色も悪いし、何よりそういうことを普段言う子ではないので、先生も驚いて、「今日はもうあと2時間しかないし、帰りなさい」ということになったようです。

帰宅後、頭痛がひどくなり総合病院へ

とにかく頭が痛いと言うので、頭痛薬を飲ませて休ませました。のどが渇いたというので、大好きな牛乳を1杯飲んで、1時間ほどは寝ていました。

「お母さん、頭がどんどん痛くなる」と泣きわめくので、私も慌ててしまい、救急車を呼ぶという発想もなく、車に乗せて、一番近い総合病院へ走りました。

救急車で運ばれたわけではないので、診察順も通常どおり。頭が痛いと泣きわめいているのに、待合室で椅子に寝かせておくのが精いっぱい。気持ちが悪くなった息子は、待合室で吐いてしまい、初めて看護師さんが気付いてすぐに診察室に入れてくれました。

お医者様の診断

お医者様の診断は、

・熱中症(脱水症状)を起こしていた。
・尿中のケトン体が増えいる。

というもの。お医者様からは
「小学生の子どもを、こんなに疲れさせたらあかん」
とこっぴどく叱られました。

本人も吐いてすっきりしたのと、お医者様の顔を見て安心したのか、顔色も少し回復。

その後は、ブドウ糖の点滴を2本したらすっかり元気を取り戻して、帰宅することができました。帰宅後は、普通に食事をして早めに休んで、あとはいつもどおりです。

ちなみに、

ケトン体とは、脂肪分をエネルギーに変換し、発生する物質のこと。食欲不振、嘔吐などで食事から摂取する糖分が減少すると、身体に蓄えている脂肪を分解してエネルギーに変換することから、尿にケトン体が排出されるそうです。

息子の場合は、疲れすぎていたために、ケトン体が多くなってしまったようです。

親として多いに反省したこと

熱中症というのは、スポーツを炎天下などで行っているときに、水分や塩分が補給できていないときになるものだと思っていました。

でも疲れすぎているときにも、同様の症状になることを初めて知りました。頭が痛いと帰宅したときに、すぐ熱中症を疑うべきだったととても反省しています。牛乳ではなく、スポーツドリンクを飲ませていたら、ここまでひどい症状にならなかったのかもしれません。

週1回のナイター練習なら、それほど多いとは思っていませんでした。でも、本人の体調にもよりますし、2時間ぶっ通しのプール学習も、その日の息子にとってはきつかったのかなと思います。

それから、こういった状態のときは、「マイカーで病院に行くのではなく。救急車を呼ぶ」というのも教訓です。

■子どもを疲れさせることなく、スポーツを続けるには

子どもだから、「食べて寝ていれば、多少ハードなスケジュールでも大丈夫」なんていうのは、親の勝手な思い込みです。

身体に疲れがたまることで、
・試合等でいいパフォーマンスができない
・ケガを誘発する

ということは十分に考えられます。

所属しているチームやクラブによっても練習頻度は違いますよね。小学校から中学、高校と進んでいくうちに、身体も大きくなりますし、体力もついてくるので、練習頻度が週5~6回になっても、対応できるようになります。

特に小学生の間は、オーバーワークにならないよう注意が必要です。

ジュニアアスリートの親ができること

ジュニアアスリートの食事_20220225

普段から生活のリズムが一定でない場合は、子どもの体調を把握しにくいと思います。寝る時間や起きる時間が早かったり、遅かったり、食べる量も少なかったり多かったり、というのでは変化に気付きにくくなってしまいます。

まずは、一定のリズムで生活ができるように親も子どもも心掛けたいですね。
その上で
・起きてくる時間がいつもどおりか
・食べる量がいつもどおりか

など、気を付けてあげましょう。

あまりにも基本的なことですが、
・規則正しい生活が大切
ということだと思います。

自戒もこめて、本人は疲れていることに気付いていないわけですから、親がコントロールしてあげてくださいね。

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この記事を書いた人

サッカー少年を2人育てあげたママ。

取材から文章を作成するライティングを中心に活動中。人物、飲食店、教育、料理、スポーツ、IT関連の取材多数。また、レシピ提案、リスティング広告の運用管理、ホームページ改善策提案など、仕事の内容は広範囲に及ぶ。

運動誘発性小麦アレルギーの息子のために、グルテンフリーの料理メニューを考案するなど、ジュニアアスリートの食事にも興味津々。

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