先日、北京オリンピックが閉幕し選手たちが与えてくれた感動も、まだ記憶に新しいですね。
活躍するアスリートを見て、オリンピックへ出場したいと夢を持つ子ども達も多くいるのではないでしょうか。
そんなアスリートたちも普段のトレーニングで、今は当然のように取り入れている「体幹トレーニング」。そもそも体幹とはなんなのでしょうか。そして体幹を鍛えることがなぜ、大事なのでしょうか。
本日のトピック
・「体幹」とは字のごとく。体の幹、胴体部分を指す
・ジュニアも、なぜ体幹を鍛えるの?胴体から繋がっている手足をより機能的に活かすためには体幹トレーニングが大事
体幹ってなに?
昨今のあらゆるアスリートが取り入れている「体幹トレーニング」。ざっくりと説明すると胴体部分を指します。
もう少し具体的に指すと、胸・背中・腰・腹・臀部が体幹の構成されている部分となります。広義では、
体幹とは、手足や頭が繋がっている胴体部分
と認識して良いようです。
狭義はまた改めて調べていくことといたしましょう。
なぜ「体幹」を鍛えるの? 野球少年との二人三脚、経験談
私は現在も、甲子園出場を夢見る野球少年の父として日々、親子二人三脚でさまざまなことに取り組んでおります。
その中の一つで、今も大事なトレーニングとして取り組んでいるのが体幹トレーニングです。
赤ちゃんのハイハイ期
我が子が幼い頃、友達と公園で遊びに出かけるたびに膝を擦りむいて帰ってきていました。当時はよく転ぶ子だな、と心配をしておりこの話をたまたま知り合った、とある小学校の校長先生にしたところ
「赤ちゃんの時、お子さんハイハイしてました? 学校の子供達でも、よく転ぶ子の保護者の方に話を聞いてるとハイハイしていた時期が短いみたいで。ハイハイをしっかり行う環境にしてあげることで、赤ちゃんは体幹を鍛えられるのだと思いますよ。今よく転ぶのであれば、体幹を鍛えてあげられる遊びやトレーニングを取り入れてあげると良いですよ。」
体幹を鍛えてあげる重要性に気づき早速、体幹についての書籍を読み漁りました。親子一緒に、その日から体幹トレーニングを行うことに。
体幹トレーニングを一緒に楽しむ
体幹トレーニングを続けること1年。それまで運動会でも常に最下位だった我が子が急成長。もちろん転ぶことなど見なくなりました。かけっこで1位常連にもなり、リレー選手にも選出されて、半周遅れからゴボウ抜きまで披露してくれました。
体幹トレーニングを続けてきたことで、なにが変わったのか。
足や手、頭は体幹部分の胴体に付いているので、体幹を鍛えたことで手足をより機能的に扱うことができるようになりました。走るトレーニングも大事ですが、手足を機能的に動かすトレーニングも必要だったとわかりました。
大事なのは「毎日、楽しく」続けること
毎日行うことは、なかなか難しいかもしれません。子供だけではすぐに飽きてしまうでしょう。やはり、保護者の方と楽しみながら行っていくことが大事になってきますね。結果がついてくると、子供も自信に変わっていくことが明らかにわかります。
よく転ぶ子から、ジュニアアスリートへ
サッカーやバスケットボール、テニスなど様々なスポーツがありますが、我が子が選択したのは野球でした。
体幹を鍛え「体の軸」を整える
体格的には他のレギュラーの子ども達より5〜10cm身長も低く、体重も20kg近く少ない我が子。それでも背番号1桁のレギュラーの座はキープしています。チームの人数が少ないからっていうわけではないですよ(笑)
体格が乏しくとも球速、ミート力を生み出しているのは続けてきた体幹トレーニングがとても大事でした。野球は体の回転運動が重要になってきます。体の軸を意識し、回転する。コマが回るイメージと近いものがありますね。回転をするための体の軸、それを支える体幹を鍛えていたことで球速、ミート力UPのフォームに繋がっていきました。
こうして「体幹の力」を意識したことで、ジュニアアスリートへの一歩となりました。
次回は、ジュニアアスリートには天敵のケガ。その「ケガ」の予防について考えていきたいと思います。
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