自分のフォームが分からなくなった
つい先日、5ヶ月ぶりにケガから復帰した息子の、公式戦(野球)第一打席での心境です。結果は空振り三振。練習では問題なくとも、試合では緊張で結果が残せない。よくある話です。
第二打席ではフォアボールを選択し出塁、第三打席では同点のスクイズを決め、その後のチームの勝利に貢献できました。
第一打席ではガチガチに緊張していたのが、なぜ第二、第三打席では持ち直したのか聞きました。
俺、緊張してたんだなって。そう思っただけ。
久しぶりの打席で緊張している自分の状態を、自分で認めたことで持ち直したと言います。そうすることで対戦相手との「勝負」による緊張感のみに切り替わって体が動くようになったとのこと。体が動かなくなる緊張は、自分の世界に閉じこもってしまう時に起こるのだそうです。
本来の力を発揮できるように「心の調子を」整えて試合に臨むようにしていきましょう!
トレーニングでのメンタルで大事なことは目標を設定すること
試合に出て活躍するには日々のトレーニング!
まぁ、当たり前のことなのですが。
体力や技術を向上させるためにランニングや体幹トレーニング、その他必要なトレーニングをジュニアアスリートのみなさんは頑張っていますよね。その際、どんなことを考えてトレーニングに向き合っていますか?
将来プロになる!
全国大会優勝!
色々な思いがありますね。トレーニングを日々重ねて行くためには
大きな目標と、そこへたどり着くまでの小さな目標をしっかり設定していること
行き当たりばったりにならないように、目の前の小さな目標をコツコツ積み重ねて行くことが大事だよ、と。私も私の息子も教わってきました。しっかり目標を決めて、モチベーションが下がってしまわないように。
目標設定をわかりやすく書き込める、大谷翔平選手が高校時代に取り組んでいた「目標達成シート(マンダラチャート)」は有名ですね。
長く続けるためには、楽しむこと
このままでいいのかな。。。
上手くなっているのかな。。。
練習、しんどいし辛いな。。。
ネガティブなことを考えてしまうと、どうしてもトレーニングが長続きできず心技体の向上はおろか、競技を途中で辞めてしまう子もたくさん見てきました。
そんな時にオススメなのがセルフトークです
よし、できた!
まだまだ、いける!もう一回!
ポジティブな言葉を、自分自身に投げかけてあげましょう。もちろん保護者の方や指導者から子ども達へ、前向きな言葉をかけてあげること(外発的やる気)は重要ですが、トップアスリートへ向かう道は自分で自分を奮い立たせること(内発的やる気)が必要不可欠です。
大事なのは選手自身で考えることができること
子ども達へ指導する際に
「こうしろ!」「そんなことをするな!」などと指示する声かけは要注意!
なぜなら、反発のエネルギーに変わってしまう可能性があるからです。
「どうする?」「何が問題だった?」など、声かけは質問形式にして、子どもが自己決定できるように保護者・指導者は取り組んでもらえることも大切なようですね。
トッププレイヤーのメンタル
NPB・MLBで長らく活躍されたイチローさん。2009年のWBCでの緊張、打席で感じた恐怖を語られた動画がありました。スポーツのレベルが上がるにつれてどのように緊張と向き合い、自信を獲得して行くのかお話しされています。
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