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子ども達の未来のために。ジュニアアスリートの体を守るためにできること〜野球〜

肘痛

先日プロ野球ですごいニュースが飛び込んできました。千葉ロッテマリーンズに所属する佐々木朗希選手が完全試合をやってのけたとのこと。彼は高校時代から163km/hを記録するなど、注目を浴び続けてきた選手でもありました。

また登板回避問題として2019年、第101回全国高校野球選手権岩手大会決勝戦で彼はマウンドに立つことなくチームは敗れ、甲子園出場を逃したニュースも記憶に新しいのではないでしょうか。

理由は、佐々木投手の故障を防ぐため。國保監督は批判を浴びることを覚悟し、佐々木投手を守るために行った勇気ある決断だったかと思います。

目次

子どもの野球離れ

日本における野球の底辺を支える学童野球。現在では危機的な状況にあります。

私の息子も小学4年生から、住んでいる地域の学童野球に所属しておりました。その地域の学童野球チーム数は現在「4チーム」。息子が入団する2年前は「6チーム」。かつてはもっとチーム数はあったようです。

「子どもの数が減っているから」と大人達は口を揃えて話をしておりましたが、野球人口が減っている理由は他にもあるでしょう。

●試合数が異常に多いこと。

●勝利至上主義のチームがまだ多く、出場する選手に偏りがあること。

●スポーツ障害、特に肩や肘の故障が増加していること。

●指導者の暴言暴力問題。

●当番制など、保護者の関わり方に時代錯誤な点が見受けられること。

●野球道具の高騰。

練習時間も長いです。息子が所属していたチームも土日祝日は全て1日8時間以上練習をしておりました。

息子も含め、肘肩の故障をする子ども達を見てきました。

ウチの子経験談

指導者との闘い

息子は体の線も細く、パッと見た感じでは打ちそうにも、投げれそうにもないように感じるようです。

このことが指導者からの暴言、上級生からの暴力(いじめ)に繋がって行きました。今でも体は細いので、近所の公園で自主トレをしているとお年を召した方々より散々笑われています。体は細いですが、野球のトレーニング以外にも体幹トレーニングなども毎日コツコツと続けているので、それなりに結果は出ているのですが。偏見ですね。

ケガとの闘い

誰に何を言われようが野球は好きなので、むしろ負けたくなくて猛練習をする日々と変わっていきました。

これが肘を故障する原因となってしまい、結果的に4ヶ月も野球から離れることに繋がりました。保護者として、止めてあげるべきだったと猛反省しました。

学んだこと、将来の目標

甲子園出場の夢も、プロへの道もまだ諦めていないようですが、自身の経験から将来の目標として教員の資格を取り、子ども達へケガをしないための体作りや、野球の楽しさを伝えることを夢として持つようになったようです。

「ヤル気を消すようなことはやめてほしい」

息子からの、指導される方々へのお願いでした。

子ども達の体を守るために

(冒頭の)國保監督の決断、千葉ロッテマリーンズの育成方針で活躍を見せた佐々木投手を例にして、今後はケガをさせない指導へどんどん向かっていってほしいと願います。現在、学童野球も中学硬式野球なども投球数制限を設けています。ケガなく活躍できる選手を増やし、野球人口も増えていくことができれば、野球のレベルも上がることでしょう。

練習内容、練習時間、食事、体のケアを大事に! 暴言暴力など絶対あってはならないこと。

子ども達に野球を、スポーツを。楽しんで上達させてあげたいですね。

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この記事を書いた人

野球少年の父。

音楽家、講師、映像クリエイターとして活動中。
中国の民族楽器、二胡の専門誌にて1年間執筆していた。
旅と温泉好き。

身体の弱かった息子と共に体幹トレーニングを学び、親子二人三脚で奮闘中!

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